ハロコン昼・夜

とても良いコンサートでした。



【昼】


センター席の端だった為、メンバーとめちゃ近い。モーニング娘。春コンの時のセンターステージも近かったけど、この外周ステージはさらに近くに感じられて良かった。やっぱ、メンバーが近くに来ると相当テンション上がって楽しいですな。
センター席と外周ステージの高さは2メートルぐらいありまして、メンバーが上から覗き込む形なんですね。見せパンなのは分かっていますが、視線のやり場に困りました。見ているコッチが恥ずかしくなっちゃいますよ。

美勇伝の新曲は可もなく不可もなく。途中の振り付けの「変なおじさん」みたいなのってどうなのよ。

ラブマの時あたりから後藤さんの姿が見えなくなり心配しておりましたが、アンコールにて、まこと氏から体調不良によってアンコールには出演しないとの告知がありました。後藤さんが原色GIRLを歌っている頃、腰の辺りを妙に気にしていたから、腰でも痛めてしまったんでしょうか。気になりました。てっきり私は腰の辺りを気にする後藤さんを見ながら、腰に付けたマイクのワイヤレス機械が外れそうにになり直しているとばかり思ってました。

アンコール後、飯田さんの卒業コメントに。私の場所からは直接表情は見えなかったんですけど、モニター越しに見る彼女の笑顔。それは過去モーニング娘。で見せてきた笑顔と似ていました。心の中の複雑な想いを押し殺して浮かべる笑顔。こんな風に私からは見えたのです。プロとしてモーニング娘。として、ステージに立つアクターとしての笑顔。私自身見ていて少しばかり辛かった。夜の公演では、笑っていても泣いていてもも良いから感情を押し殺さないで欲しい。モーニング娘。として最後の公演になるんですから、ありのままの圭織でいて欲しい。そして、飯田さんの心に残るコンサートになれば私は幸せ。こんな事を感じた昼の会でした。



【夜】


後藤さんが復帰していて一安心。大事をとって昼は途中で止めておいたんですね。と思いきや、また途中から後藤さんの顔が見えなくなり心配。

昼コンとの大きな変更点は、紙テープの特効と各メンバーから飯田さんへのコメントでした。
特効に関しては、あればあったで盛り上がりますが、今回みたいな誰でもメンバーに近い場所で見れるほうを優先させてくれたほうが嬉しいですね。その上での特効なら大賛成。だから今回は大賛成で。

アンコールの声があがった瞬間、私は昼コンで感じた感情を押し殺し笑顔で登場してくる飯田さん想像し、ネガティブな感情が沸いておりました。それは、彼女が最後まで笑顔を貫きたいと以前に発言していた事にも起因しておりました。最後まで感情を押し殺してまでリーダー飯田圭織を貫き通さなくて良いから。
それは私の勝手な思い込み他ありませんでした。
アンコールの声とともに飯田さんが一人で舞台に登場。会場は一面のタンポポ畑。そして舞台の中心に立つ飯田さん。瞬間、彼女の頬に涙がこぼれ落ちました。
この時、私の中のネガティブな感情は消えてなくなりました。
彼女は感情を開放したのです。きっと、ファンでいっぱいになったの横浜アリーナを全身で受け止め、今までの想い・伝えたい事全てを込め、このステージを作っていたのでしょう。
その後のメンバーコメントや「夢の中」ではまるで全てを包み込む母のような慈悲に溢れた表情を浮かべておりました。卒コンなのにモーニング娘。としての曲は1曲しかないなど、私自身文句を付けたくなる部分もありましたが、この飯田さんの姿で全てを肯定したくなりました。
今回のコンサートは彼女にとって最高のコンサートが私にとって最高のコンサートと決めておりましたから。