加護さんの関西弁

加護さんの関西弁。めちゃくちゃ可愛いんですよね。



そもそも関西弁って、私の中で『野蛮』だったり『怖い』イメージがあるんですよ。辻さんが昔「あいぼんの関西弁は怖い。」と言っていたように、私を含め、関東の人間は「関西弁=怖い」というイメージを持っている人が多いように感じます。関東人が身近に触れる関西弁って身近に関西人でもいない限り「漫才」だったり「TVに出てくる誇張された関西人」からの情報がほとんどなんです。たまに流暢な関西弁を聴いても関西弁と京都弁の区別が付かないんで、勝手に「これって京都弁でしょ」って決め付けたりして。



でも、加護さんが関西弁を使うと京都弁には感じない。しかも怖くない。可愛い。ドラマ「ブレーメンの音楽隊」で関西弁を使った加護さんの演技を観て、女の子の使う関西弁の可愛さを知りました。




そんな加護さんが去年『来年から挑戦したい事』に対して『関西弁を使っていく』を決意表明をしました。で、今年に入り加護さんの関西弁を聴く機会が出てきたんですよね。本来なら嬉しい筈なんですけどね。なんか違和感があるんですよ。加護さんの関西弁が好きな筈なのに、普通に話して欲しいと思ってしまう。



これって何だろう?



加護さんまだ使い慣れてないんじゃないかな。普段使っていないんだと思うんですよ。家族との間では使っているんだろうけど。特に標準語を使う人と話すのは皆無に等しいと思うんです。最近の関西弁を使っている加護さんからは、関西弁と標準語が混じってしまっている姿や関西弁を使う時にちょっと躊躇してしまってる姿が良く見受けられます。加護さんの魅力ってたくさんありますが、その中でもトークの時の切り返しの速さはハロプロ内でも随一の魅力だと思います。だからこそ、関西弁を使うために躊躇してしまい、トークが間延びしてしまうのってもったいなく感じるんです。そこから私の違和感が出てきてしまっているのだと思います。



あと一つ。W(ダブルユー)に関西弁は必要なのか。加護さんがソロだったら魅力の一つに関西弁もアリ。しかし、辻さんとコンビを組んでいて『双子じゃないのに双子みたい』のコンセプトを持つW(ダブルユー)には関西弁は向いてないんじゃないかな。辻さん加護さんでコンビを組んでいる以上、永遠の子供でいて欲しいと私は思っているのです。



『永遠の子供』ってのは『子供キャラ』というのではなく、元気があって純粋無垢である事。そして、辻さんと加護さんでいると何倍ものパワーが発せられるコンビである事。こんな風であって欲しいと思っています。だからこそ、関西弁を使ってしまうと個(加護さん単体)のイメージが強くなりコンビとしての魅力が弱くなってしまうような気がしてならないんです。



まだまだ加護さんも先が長いんだから、ソロになってから関西弁を使っても良いんじゃないかな。


でも、加護さんの関西弁は好き。なんか結論の出ない話ですけど、感じた事を残しておきたくて書かせていただきました。