乱舞と涙

昨日の更新で言いたかったのは『遊園地での心拍数』と『私の面白がり度』は比例してるよ。って事。メンバーの心拍数が上がったリアクションを写しとけば、面白いに決まってますがな。



乱舞DVDを視聴。メンバーが拡散するようなセットだったんで、現場で体感した「あっちに柴田さんがいて・・・コッチに田中さんがいて・・・と思ったら、後藤さんがやって来た!!もう、どうしたらいーのですか!!この状況!!」みたいな臨場感を伝えるのには無理ありますよね。やっぱり。昔、DVDの機能として期待されてたカメラの視点切替が乱舞DVDに搭載されていたら、何百回も楽しめるだろうな。と、あり得もしない想像をしております。



今回、DVDの特典映像の評判が軒並み良いようですね。私も同様に楽しませていただきました。特典でのステージ裏で行われた『飯田さんから矢口さんへのリーダー交代』の映像が素晴らしいのです。



離れた場所でカメラを回してるんですね。そこに舞台から降りてくる飯田さんを迎える為に花道を作って待つメンバー。舞台から降りてくる飯田さんが花道を通り、リーダー交代の瞬間が近づいてきます。
離れた場所からカメラは撮影してますので、当然小さな音声は拾えないのです。拾えないような音声でメンバーに何かを伝える飯田さんが写し出され、その言葉一つ一つに飯田さんの目を見ながら聞いているメンバーが「はい!」と答える映像と音声が私たちに伝わってきます。そして、飯田さんが矢口さんの両手を軽く叩くのです。両手で顔を覆う矢口さん。メンバー達は「よろしく」と矢口さんに声を掛ける。



私の目に涙が溜まった瞬間でした。彼女らが具体的に何を話しているのか分らない。彼女らでしか享受することが出来ない空間を、遠く離れた場所から、その映像の情報だけで何かを感じ、涙しました。



彼女らにしか感じ得ない空間がそこにあり、彼女らとの絶対に縮められない距離があるからこそ、楽しめるのだと実感しました。