辻希美の夢の中

大乱舞DVDを見ながら、辻さんがずいぶん成長したなぁと感じております。辻さんの成長と共に、大乱舞でも大活躍だったわけで。登場回数だったり、パートの多さだったり、確実に多くなり活躍している事がわかります。それは、ハローの中心メンバーに近くなったと言っても過言ではない位に。



ユニットにも加入できなかったり、パート割りで自分のパートが与えられなかったりと不遇の時代が全くの嘘のような活躍です。こうして、ハローの舞台で笑顔で活躍する辻さんを見ていると嬉しくなります。



でも、『恋しちゃ』を歌っている辻さんを見ると違った嬉しさが込み上げてくるんですよね。



各サイトさんでも言及されておりますが、辻さんにとって『恋しちゃ』を歌うことには重要な意味があるように感じられます。タンポポ・プッチに参加出来なかった辻希美。その、辻さんの夢『ユニットに加入する事』これが具現化されているのですね。夢が叶った瞬間を一緒に体験しているような、そんな感覚。



で、もう一つ変な感覚に陥ったんですよね。願望の『夢』でなく、睡眠の時に見る幻覚の『夢』を感じたのです。それは、あの頃の辻さんの『夢の中』に入ったような、そんな感覚。



今よりずっと幼かった頃、辻さんがユニットに自分だけが加入できないのを思い悩み、唯一、彼女の夢の中だけで幸せな体験をしている。その夢で『タンポポで歌っている自分の姿』を見ているような風景を思い浮かべました。そんな彼女の『夢の中』を自分が垣間見たような気がしたのです。



そこに彼女の過去から今への軌跡を感じ、嬉しく思ったのであります。