モーニング娘。といいなづけ

来週からは、いよいよ義経に後藤さんが出演。大河ドラマを一度もみた事のない私でしたが、後藤さんが出演するので「今回は大河を見るぞ!」と意気込み初回より見始めたのであります。高校生の頃、日本史のテストで一桁得点を出すほどの日本史嫌いの私には、到底毎週見続ける事なんて出来るわけもなくタッキー登場以前に断念したのであります。未だに義経は神木くんのまま止まってしまっています。



そんなわけで、後藤さんが登場するわけですけどね。少なくとも後藤さんの出演している回は見ようと決めております。源氏と平氏の血を継いだ役柄と難しい演技が求められるポジションをどのように演技してくれるのか楽しみ。でも、後藤さんの時代劇といって真っ先に思い付くのがバカ殿なんですよね。



歴史上には『政略結婚』や『いいなづけ』のような、当人同士の意思を無視した形の恋が存在しています。今回の後藤さんの役柄も、こうした『真実でない愛』の結果誕生した存在ですね。



自分には全く関係のない世界だとは思うんですけどね。でも、似ている瞬間はあるかなと。



モーニング娘。の新メンバー募集を待っている自分は、どこかに存在する『いいなづけ』を待ってるような気分なんですよ。決めるのは自分たちではないですからね。まだ、誰とも分らない人を待っている。で、ある日「これがモーニング娘。の新メンバーですよ。」って教えられる。何か似ているんですね。『いいなづけ』の感覚に。



だって全く知らない子なんですよ。「この子がモーニング娘。に決まったんだから、好きになってくれ」と言われてもねぇ。「はい。この子がモーニング娘。ですね。応援しますよ。」ってならないでしょ。普通。しかし、「この子を好きになれるんだろうか?」と不安に思うんですけど、だんだん好きになって行くんですよね。奇妙な話です。全く。



こんな体験が出来るのって今の時代「モーヲタ」だけでしょうから、貴重な体験として受け取ってみるのも一興ですね。