吉澤新リーダー

矢口さんの件は、いくら考えようと想定論の枠から出ないわけで、矢口さんがメディアに登場するまでは何を見い出そうとしても前には進まないのです。それは、彼女を忘れるとか、興味がなくなったとか、ましてやモーニング娘。には必要ないだとか、そういった否定的な意味ではなく、わかんないモンはわかんないんだからサイトでアレコレ言及しても、結局、落とし所のない問題を抱えたままひっぱり続けるのは、建設的ではないなと。ですから、今を見せ、生の声を届かせてくれる、ハロー並びにモーニング娘。を軸に日々の更新を進めて行こうと思います。



思いもよらぬ人事異動で、リーダーの座に就いた吉澤さんですが、良く考えてみるとリーダー適任の資質を持っているのではないかな。吉澤さんって、歴代リーダーの中では一番客観的にモーニング娘。を見ていると思うんです。



今までの中澤リーダーから始まったリーダー交代の歴史はモーニング娘。という『血の継承』の部分が色濃く出ていたように感じます。良かれ悪かれ、その『血』が受け継がれていモーニング娘。を築き上げていたのです。その点、吉澤さんはモーニング娘。の中でも一匹狼な部分が強い人ですから『血』を受け継ぎながらも、吉澤流のモーニング娘。を作り上げそうな気がするのです。



おそらく、吉澤さんって、5・6期から見ると『包容力のある存在』だと思います。それは、優しい言葉を掛けるとか、気を利かせて注意するとかではなく、メンバーを見守る役割を担っているのではないかと。どこか高い場所からメンバーを見守り、困った時にはそっと手を差し伸べる。それ以外のときは、優しい包み込むような包容力を言葉でなく目で伝えている。それが5・6期の安心感に繋がっていくのです。『父性』が強いのです。



吉澤流のモーニング娘。は、この『父性』がキーワードになっていくのではないでしょうか。



メンバーの中心に存在するリーダー職でありながら、俯瞰して冷静に物事を判断する新しいリーダー。そして、「何かあっても、吉澤リーダーがいる限り大丈夫」と後輩に思わせる『父性』を併せ持つリーダー。



あと数週間ですが、『母性』の象徴の石川さんと伴侶とし、モーニング娘。リーダーとしての基盤を作り、新しいモーニング娘。を率いて欲しいのです。