石川梨華の外見と内面
ハロモニ石川梨華スペシャルを見て。卒業企画を石川梨華祭にしてしまうあたりハロモニスタッフはわかってるなぁーと。
本人にヒストリーVTRのナレーションをさせて過剰なまでの誉め殺し。そして、メンバーからのブーイング。お約束の流れですが、石川さんにしか出来ないポジションで湿っぽくなりがちの卒業企画を真っ向から否定。卒業企画だからといって、石川さんお疲れ様でした企画を一時間放送しても、面白みに欠けますから。石川梨華さんの為の企画なんですし。
ヒストリーに映る15歳からスタートした彼女を見て、確かにいろいろな面で成長しているのだろうけど、本質的な部分は変わってないなぁと。石川さんって、ドコまで行っても石川さんなんですよね。
TVに登場するタレントさんって、視聴者がイメージするキャラクター通りでいるってのが重要だ思います。例えば、ホンジャマカの石塚英彦さん。太ったキャラクターとしてのTV露出度のめちゃめちゃ多いタレントさんです。要は売れているのです。
太った人に対する一般的なイメージって『美味しそうに食べる・量を食べる・おおらか・優しい』こんな感じです。石塚さんは、そんなイメージ通りに動いてくれるのです。それは我々視聴者側から求められている物であり、期待に応えてくれるからこそ気持ち良く安心できるのです。
で、我らが石川さんも同じだと思うのです。ビジュアルは『女の子・ブリッコ・キンキン声・ピンク』だったり。そこからイメージされる通りのキャラクター。真面目で不器用、いつも空回りしていてツッコミ所が多い、鳥が苦手でネイルアートが大好き。外見と内面がニアイコールの関係でいる。
ですから、石川さんってわかりやすいんです。イメージ通りに動いてくれますから。石川梨華の外見には石川梨華の内面が宿っている。これは天から授かったタレント性だと思います。
ですから、愛されるのも当然なわけです。